2014年(平成26年)ドリームジャンボ宝くじ 売上

五代ジャンボ宝くじの中でも歴史のあるドリームジャンボ宝くじですが、その販売方式に右往左往をしている様が見て取れます。

2012年から始まった“1ユニットに7本の1億円システム”は、たった2年でアッサリと終了。
2014年からは、「ドリームジャンボミニ5000万」の併売宝くじを引っさげて、通常の“1ユニット1本”のジャンボ宝くじに戻されました。

これは、“1億円ドリームジャンボ”が、主催者が予想していたよりも需要が低かった結果（つまり、売り上げが芳しくなかった）、通常の宝くじになりました。

では、2014年ドリームジャンボの売り上げは幾らほどだったのでしょうか？
当サイトの取材と独自のリソースを合わせて、予想してみました。

2014年ドリームジャンボの販売実績は、どこにもソースが出ておらず、ある程度の取材と独自のリソースで算出したデータです。
ただ、どう試算してみても、15ユニット（450億円）くらいが妥当です。

つまり、目標値の65.2％しか達成しておらず、2013年大晦日の年末ジャンボ並の低さです。
明らかな失敗と判断して良いと思いますが、これなら、昨年度までの“1億円ドリームジャンボ”を継続していたほうが個人的には嬉しかったです。

しかしながら、2014年の総売り上げは、昨年度より増額を達しました。
それは、併売宝くじの「ドリームジャンボミニ5000万」のお陰です。

「ドリームジャンボミニ5000万」は2014年に新設された併売宝くじなので、前年比率（「ドリーム10」の販売実績）はデータに組み込まれません。

併売宝くじは絶好調の販売実績で、「ドリームジャンボ宝くじ」＋「ドリームジャンボミニ5000万」の合計販売実績は650億円に達したものと見ています。

この650億円は、前年度の販売実績（「ドリームジャンボ宝くじ」＋「ドリーム10」）640億円の前年比率101.6％と、辛うじて前年度よりも上回りました。

つまり、併売宝くじ様様です。
前年度の販売実績を上回るには年々、“併売宝くじ”に頼らざるを得ない事態になっているようです。

この背景には、

などの心理が伺えます。
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